フリーランスエンジニアになれば、会社勤務していた時と違ったことに注意を払わないといけません。まずはスケジュール管理です。それまでは会社が管理してくれていたかもしれませんが、これからは自分で行う必要性が出てきます。
場合によっては、複数のタスクを同時並行で進めていかないといけない場合もあるでしょう。それぞれ納期がいつで、残りのタスクの工数がどうなっているかを常に把握する必要があります。

フリーランスになれば、報酬の請求も自分で行わないといけません。いつ締めで、いつまでに請求すればいいかも取引先によってまちまちです。請求作業に関するスケジュール管理をしていないと、報酬がいつまでも支払われないといったことになりかねません。

もう1つ、フリーランスエンジニアにとって重要なことに、体調管理があります。病気やけがで仕事ができなくなれば、その間報酬が得られなくなります。会社勤めをしていても長期療養すれば給料は引き下げられます。しかし、フリーランスになるとダイレクトに影響するので、常日頃から健康管理に留意しましょう。

また、たびたび体調を崩していると、取引先も「仕事ができるかどうかわからない」と思われかねません。きちんと仕事を遂行してもらえるかわからないのなら、ほかの人にお願いしようとなってしまいます。

そうならないためにも、規則正しい生活を送るように常日頃から意識する、健康診断を定期的に受けるなどがおすすめです。なかには、自覚症状がない間に病気が進行する恐れもあります。健康診断をして、病気が初めて発見される場合もあるので、フリーランスになるのなら自身で体調管理を徹底しましょう。